売掛金の存在の意味

前回、常連さんとツケのお話をしました。
お店や会社を持つということは必ず『お客様』という存在がいるわけですよね!
お客様は神様ですと大声でいいたいのだけれど、そうもいかないのが掛商売。

そもそもなぜ「売掛金」という勘定科目が存在するのか?!
この科目さえなければ掛商売も存在しなかったわけで、『いつもにこにこ現金払い!お客様は神様です!』と言えていたはずなのに・・・
読んで字のごとく売掛金というのは得意先(お客様)との間の取引によって生じた未収入金のこと。
そんなリスクを負ってまでなぜ掛商売をするのでしょうか?!

それは売掛金にも掛商売を行う上ではそれなりの理由がありますよね!
というのも、通常ならばお金を持っていない人や会社に商品を渡すということはしないはずですし、渡したとするとそれはかなりのリスクを背負うことになりますよね!
もちろん、そのお店や会社にとって初めてのお客さんにいきなり「掛で購入したい」なんて言われても商品を販売することはありません。
代金を掛にしてもらうにはそれなりの信用が大切になってくるのです。
(この信用に関しても前回お話したと思いますが・・・)

掛というのは代金を支払う人にとっては金融と言った一面もあるのです。
普通、商品を購入するとすぐにお金を支払うのが当然ですが、掛で商売をしてもらうことによって支払を2ヶ月後にすることが出来たらその分、お金を手元に置くことができ他の仕入れや投資に活用する事ができます。
要するに、お金を借りていることと同じことになるのです。
金融機関から融資を受けるということはとても大変ですし、時間もかかりますが、掛商売というのはその点比較的簡単にお金を借りるといっては変ですが、融通がきく金融といってもいいのではないでしょうか?!

Comments are closed.